母校・部活動

隼人工業高等学校 同窓会(隼工会)

母校・部活動

母校は、いまも霧島市隼人町の同じ場所にあります。校門をくぐれば、実習場から響く音も、グラウンドの声も、あの頃と変わりません。

そして、私たちが卒業したあとも、隼人工業は前に進んでいます。このページには、いまの母校の姿を先に置きます。あの頃のことは、そのあとに置きます。

県立隼人工業高等学校の校舎の全景
いまの母校の校舎

いま、母校が誇れること

ここ数年の記録を、数字のまま並べます。どれも学校が公にしているものです。

ものづくり・技術2026年8月5日ロボット競技 県大会 優勝(連覇)第32回鹿児島県高等学校ロボット競技大会。600点満点中540点。全国大会は10月24日・25日、佐賀県
ものづくり・技術2024年10月26日・27日ロボット競技 全国大会 8位・アイデア賞・敢闘賞栃木県。96チーム中8位。前年は19位
ものづくり・技術2025年8月5日ロボット競技 県大会 優勝(1000点満点)1000点満点中990点。3年続けての全国大会出場
運動部2025年5月13日野球部 春季地区大会 優勝決勝は 隼人工業 2-1 加治木工業
運動部2025年5月9日バレーボール部 春季地区大会 優勝(2連覇)全勝しての優勝
運動部2025年10月ソフトテニス部 地域の秋祭りへボランティア参加大会だけが部活動ではありません
ものづくり・技術2025年11月14日計算技術競技 団体 10連覇生徒発表大会。個人の部でも情報技術科の3年生が優勝
ものづくり・技術2025年11月14日ロボット競技 3連覇同じ生徒発表大会にて
ものづくり・技術2026年6月12日ものづくりコンテスト 溶接部門 個人 優秀賞鹿児島県大会。県内9校20名。九州大会へ2年続けての出場
ものづくり・技術第12回・第13回若年者ものづくり競技大会 木材加工部門 銀賞ものづくり部 木工班
ものづくり・技術2024年建築設計競技 銅賞第60回。インテリア科2年の実習課題から
ものづくり・技術2024年高校生ものデザインコンテスト 最優秀賞第18回 インテリアデザイン部門。第19回でも優良賞・奨励賞
文化部2026年7月26日県吹奏楽コンクール 銀賞+おりべ賞第71回・高等学校Bの部。おりべ賞は出場18団体から1団体
運動部2024年11月26日野球部「21世紀枠」推薦毎日新聞鹿児島支局長から校長へ表彰状

いちどは部員だけで1チームを組むこともできなかった野球部が、いまは部員30人を超えます。推薦の表彰状を受け取ったときの主将のことばは、こうでした。

部を存続してくれた先輩や、今活動を支えてくれている人たちに感謝しています

支えてきた人がいて、いまがある。私たちがよく知っている話です。

卒業のあと ― 求人は3,000件を超えています

令和7年度の卒業生は、およそ7割が就職、およそ3割が進学しました。近年は大学へ進む生徒が増えていて、進学した生徒の約4割が大学・短大へ進んでいます。就職には、3,000件を超える求人が寄せられています。地元で働ける求人も、多数あります。

近年の就職先には、京セラ、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、トヨタ自動車九州、㈱SUBARU 群馬製作所、住友電気工業、日本製鉄、三菱重工業、㈱藤田ワークス、マイクロカット、ヒロセ㈱、㈱ヤマウ、南国交通、霧島市役所、鹿児島県警といった名前が並びます。

鹿児島県内から、九州、関西、中京、関東まで。母校の看板は、いまも通用しています。

地域と組む学校 ― コンソーシアムパーク隼人

母校は「コンソーシアムパーク隼人」という枠組みで、地元の企業・大学・霧島市と手を組んでいます。学校が記録を公にしているのは令和6年度からです。ねらいは、郷土への誇りと愛着を育てることです。

生徒が手がけたものが、まちに出ています。

  • 鹿児島神宮 初午祭のポスター(霧島市・神宮通り会と協働)
  • JR九州の駅スタンプのリニューアルデザイン
  • 黒酢のラベルと化粧箱(重久盛一酢醸造場)
  • 霧島市文化協会 溝辺支部の看板
  • 鹿児島イルミナージュ・LUMISatsuma のイルミネーション制作協力
  • 鹿児島神宮 六月灯の灯籠のイラスト(美術部が毎年10点ほど)

企業に出向いての実習、企業の方による出前授業、中学校への出前授業も続いています。2026年からは「RaIJing〜隼工起業ラボ〜」という生徒の課外活動も始まりました。7名で立ち上げ、ビジネスプランコンテストへの挑戦を目標に掲げています。

私たちの頃は、学校の中で完結していた実習でした。いまの後輩たちは、まちの仕事を受けて、まちに納めています。

いまの母校

鹿児島県立隼人工業高等学校は、工業系の単科の専門高校です。学科は3つ、1学年の定員は合わせて160名です。

電子機械科80名(2学級)。機械・電気・電子と制御技術。溶接、機械加工、電子回路組立、コンピュータによる機械制御まで、実習が中心です
情報技術科40名(1学級)。コンピュータの動作原理や構造、ソフトの操作、C言語によるプログラミング
インテリア科40名(1学級)。1年次に基礎を学び、2年次からデザイン・設計・木工の3コースに分かれます

学校が掲げる柱は「ものづくり」「キャリアづくり」「人づくり」の3つです。私たちが習った科の名前は変わっていても、手を動かして覚える学校であることは、そのままです。

2026年夏の校舎。青空の下、玄関の前に大きな木が立っています。
いまの校舎(2026年夏)
校舎の前に立つと、いまもこの景色です(19秒・音は出ません)
一枚板の校名看板「県立隼人工業高等学校」
校門に掲げられた校名

校訓も、変わっていません。

至誠 ― なにごとにも真心を持ち

自律 ― 自らに規範を課し

友愛 ― 広く人を愛する

部活動 ― いま

いま母校で活動している部は、体育系が12、文化系が6です。

体育系 陸上部/サッカー部/バレーボール部/バスケットボール部/ソフトテニス部/卓球部/柔道部/ソフトボール部/バドミントン部/弓道部/水泳部/野球部

文化系 美術部/パソコン部/ものづくり部/吹奏楽部/写真部/家庭科クラブ

それぞれに、いまの話があります。

  • バレーボール部 ― 選手27名・マネージャー3名。高校総体で8年ぶりのベスト8。2025年の春季地区大会は全勝で優勝(2連覇)、2026年の姶良・伊佐地区大会は男子1位
  • ソフトボール部 ― 部員11名。県高校総体3位。先輩には全国大会・九州大会に出た人がいます
  • 弓道部 ― 道場は平成25年に建て替え。平成の間、県総体で男子は7度入賞(うち2度優勝)、女子も2度入賞。令和3年度は男子団体3位
  • ソフトテニス部 ― 男子18人・女子5人。2025年の地区大会は男子個人1位、団体2位
  • 水泳部 ― 県高校総体50mバタフライ優勝。末広杯(秋季九州大会)出場
  • サッカー部 ― グラウンドは県内屈指の広さ。ナイター照明を完備
  • 吹奏楽部 ― 県吹奏楽コンクール高等学校Bの部で銀賞。トランペットの3年生が「おりべ賞」を受賞
  • 美術部 ― 外部からの依頼を受けて制作。県高校美術展では優秀賞・秀作賞ほか多数入選
  • 写真部 ― 県高校写真展で高文連賞・特選。全九州高等学校総合文化祭(熊本)に出場
  • パソコン部 ― 情報処理技術者試験や各種検定に向けて、部員同士で教え合っています
  • ものづくり部 ― 「メカトロ&プログラミング班」「機械工作班」「木工班」の3班

ものづくり部の3班は、旋盤と溶接、手工具のかんなとのみ、そしてロボットとプログラミング。道具は増えましたが、やっていることは、あの実習場の続きです。メカトロ&プログラミング班は、いま2年生3名。それでいて県と九州で勝っています。掲げている最終目標は、WRO(ロボットの国際大会)の世界大会出場と優勝です。

ロボットは、全国へ

2026年8月5日、川内商工高校の商工ホールで、第32回鹿児島県高等学校ロボット競技大会が開かれました。県内から6校8チームが出場。母校のチームは600点満点中540点を挙げて、昨年に続いて優勝しました。連覇です。

競技は、生徒が操縦するリモコン型のロボットで、テニスボールやペットボトルを指定の位置に運び、最後に卓球ボールを発射して3メートルほど先の箱に入れる、というものでした。

全国大会は、2026年10月24日(土)・25日(日)に佐賀県で開かれます。2024年の全国大会(栃木県)では96チーム中8位に入り、アイデア賞と敢闘賞を受けました。前年は19位でしたから、一年で順位を上げたことになります。昨年はロボットのセンサーに不具合が出て、準々決勝で敗れました。今年こそ、と、後輩たちは準備を進めています。

大会の様子は、学校が公開している動画で見ることができます。

(この節は、2026年10月25日に結果が出ます。出たら書き替えます。)

部活動 ― あの頃

いまの強さには、続きがあります。創立50周年記念誌には、昭和から平成にかけての部活動の写真が並んでいます。写真に添えられた一行を、そのまま書き写します。

昭和42年体操部 第20回鹿児島県高等学校体育大会 体操競技 第1位
昭和42年相撲部 全盛期
昭和51年ごろハンドボール部 第1次全盛期
昭和57年ハンドボール部 第2次全盛期「インターハイ争奪戦」
昭和57年のハンドボール部
昭和57年ソフトボール部 インターハイ出場
昭和60年軟式庭球部 隼人町軟式庭球競技大会 団体女子優勝
昭和61年野球部 姶良・伊佐地区高等学校体育大会 硬式野球 第1位
平成元年卓球部 姶良・伊佐地区高等学校体育大会 卓球競技 団体第1位
平成元年弓道部 県下高校弓道選手権大会 優勝

同じ記念誌には、昭和41年の公認プール竣工、昭和47年のクラスマッチのバレーボール、昭和48年の体育館竣工の写真も残っています。グラウンドも、プールも、体育館も、先輩たちが少しずつ増やしてきたものでした。

道はつながっています。平成元年に県下高校弓道選手権大会で優勝したあの一枚から、平成の7度の入賞へ。昭和57年にインターハイに出たソフトボール部から、県高校総体3位の今へ。軟式庭球部は、いまは「ソフトテニス部」という名前で続いています。

隼工サポート基金の物語

はじまり ― 平成24年

同窓会には「隼工サポート基金」という器があります。できたのは平成24年(2012年)。最初の年は、平成24年8月15日から翌年8月14日までの1年間でした。

会が周年の事業のために積み立ててきたお金の一部を資本金として移し、その年の総会の会場でお預かりした寄附を合わせて、基金は動き出しました。当時の会則には、こう書かれています。

母校在校生の教育活動全般を支援するため基金を運用する

在校生を支える会でありたい。それは、思いつきではなく、14年前に文章にして決めたことでした。

最初の年に、支えたもの

  • ものづくり部 機械工作班 ― ボート製作の補助
  • 陸上部 ― 選手の参加費の補助
  • 野球部 ― 甲子園研修費の補助

作る子。走る子。見に行く子。最初の一年から、支え方はひとつに絞られていませんでした。

それから

2022年12月体育大会に新競技「隼工杯」(男女選抜リレー)が加わり、同窓会が優勝カップを贈りました。初めて手にしたのは3学年団でした
2023年2月県の新人大会で準優勝したバレーボール部へ、全九州選抜大会に向けて激励と支援金を贈りました
2023年5月バレーボール部のユニフォーム新調を支援しました
2023年8月4年ぶりに開かれた総会で、バレーボール部の生徒から支援へのお礼のことばがあり、ものづくり部の顧問の先生から、ロボット競技の県大会優勝と全国大会出場の報告がありました
2025年1月寄付金から乗用草刈り機が納品されました。それまでの機械が壊れて困っていたところだった、と学校から伝えられています
2025年3月寄付金でミラーレス一眼カメラを購入しました。学校生活の記録と広報に使われています
2025年7月卒業生の有志9名から、野球部へボールが贈られました。156個。寄贈式では代表の3名から部員へ13ダースが手渡されました。(この一件は基金からではなく、卒業生の方々が直接なさったものです)

そして、いま

2026年8月19日の理事役員会。議題の4番目は、こう書かれていました。

隼工サポート基金支出依頼について
・第32回鹿児島県高等学校ロボット競技大会優勝を経て全国大会出場のため

平成24年、ものづくり部のボート。2026年、ものづくり部のロボット。同じ部の、同じ実習場から、14年をまたいで同じ相談が上がってきました。

先輩が出したお金で、後輩が全国へ行く。その一往復を、この会はもう14年続けています。

10月24日・25日、佐賀県。私たちの母校のロボットが、全国の舞台に立ちます。

出典

※学校のサイトから引いた事実は、2026年8月21日にその日のページで確かめています。

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